超危険!?伸びるリードの危険さを体験した最悪の事故

犬のリード

ある晴れた日の黄昏時に事故は起こりました。

私は普段車移動を主としているのですが、その日はたまたま実家に車を置いて自転車に乗って自宅まで帰っていました。
中々長い緩やかな坂を下っていたのですが、下りきった場所が交差点になっているので、スピードを緩めて交差点に向かっていました。

今日のお話は非常に悲しい出来事ではありますが、犬を飼っている人にこんな残念な事が有るという事を知っておいていただきたいと思ったので書かせていただきます。

伸びるリードはリードをしている意味が有るのか

前回当サイトで取り上げてとても反響をいただいているノーリードのお話の後なので、リードを付けている人を悪く言う事になってしまうであろう今回のブログを書くか個人的にはとても悩んでいたのですが、貴方の大切な愛犬を守る事にもつながると思うので書かせて頂く事にしました。

今回は私に降り注いだ不幸というべきなのか、犬が死んでしまった飼い主のおばちゃんに降り注いだ不幸というべきなのかは読んだ貴方が判断して頂ければと思いますが、当然一番不幸なのは死んでしまった犬だという事は読む以前からわかるとは思います。

その日私が体験したお話を有ったままに書いていくので、お時間ある方は読んでみてください。

見えないゴールテープ

私は久しぶりの自転車だったのと、見えそうで見えない黄昏時という事もあり、それほどスピードを出さずに走っていました。

坂を下りだしてしばらくすると、犬を4匹ほど連れたおばちゃんと、1匹連れたおばちゃんが車道側に立ってお話しているのが目に入りました。
可能な限り安全な距離を開けて通過しようと思った私は車道と反対側に進路を寄せました。
通過しようと思ったその刹那、私はリードが道をふさぐ様に張られている事に気づいたのですが、当然そんな急に止まる事は出来ないので、思いっきりリードに引っかかってしまいました。

伸びるリードって普通のリードより細くないですか?

しかも色も黒いので直前になるまで全く私の目では捕らえる事ができませんでした。
私は前輪が急にロックされたのでジャックナイフの様な転倒の仕方で吹っ飛んでしまいました。
普段ならそんな事はしないのですが、地面が近づいてきたのに反応して左手を思いっきりついてしまった私は左手の小指が脱臼してしまいました。

キーボードのaを打つのが打ちにくくてしかたありません

私はそんな程度ですんだのですが、残念なのは犬です。

私がゴールテープを切る様な形でリードに突っ込んでしまったので、おばちゃんより軽い犬がおばちゃんが立っている方に向かって一気に吹っ飛んでいきました。
何を思ったかおばちゃんがリードを引っ張ったので、勢いはさらに増して車道に向かって一直線。

丁度走って来たアルファードに思いっきり轢かれてしまって残念ながら絶命してしまいました。

自分の事は棚に上げて騒ぎ散らす残念なおばちゃん

犬はリードで繋いでおきましょうというのは当然の事なので今更私が書く程の事でもないのですが、リードで繋いでいたらそれでいいというわけではありません

今回は無意味に体が強い私が引っかかったから良かったものの、お年寄りや小さな子供が乗った自転車が引っかかっていたら大きな怪我をしていたかもしれません。
『何言ってんの?歩道を自転車で走っているお前が悪いだけだろ!この糞デブ眼鏡!』という声も聞こえてくるのですが、残念ながらすべての歩道が自転車禁止というわけではないという事を知っておいてくださいね。

さて、目の前で愛犬が絶命してしまったおばちゃんですが、何を勘違いしているのかわかりませんが、アルファードのお兄ちゃんにびっくりするぐらい詰め寄っています。

『あんた何してくれんの!○○ちゃん死んでもたやないか!』

すごい剣幕で怒っているのですが、多分怒る相手はアルファードのお兄ちゃんではなく、私だと思います。
とは言っても私もおばちゃんのせいで転倒して小指を脱臼しているので加害者というよりも被害者なのではないかと思いますけどね。

別に小指が脱臼したのと擦り傷が出来た位なので、一々『俺は被害者だぞ!』と言う程の事でもないのでおばちゃんに突っかかる気もないんですけど、巻き添えを食らっているアルファードのお兄ちゃんはちょっとかわいそうですよね。
しばらくアルファードのお兄ちゃんと言い合っていたので、私は取り敢えず自分で脱臼した指を元に戻してある程度話が終わるのを待っていたのですが、中々終わる気配もありません。

仕方がないので電柱にもたれて煙草を吸っていたのですが、誰が呼んだかわかりませんが、警察がやってきました。

まぁ道端でアホみたいに騒いで車を止めていただ誰かしら通報しますよね。

事情聴取が始まる

警察に取り敢えず話を全て説明を終えると、どうやら被害者は私になる様な事を言われました。
おばちゃんはしきりに犬を弁償しろと言っていましたが、犬って扱いは物になるそうなので、物損事故となるようです。

そして物という考え方なので、経年劣化と同じ考え方が適応されるので、年齢が高ければ高いほど犬の価値は下がってしまうという事ですが、後はアルファードのお兄ちゃんの保険屋さんに任せるとして、問題は私です。

私は自転車を運転中におばちゃんが注意を怠ったという結果、それなりの怪我をしてしまったので、被害届の提出や治療費を請求する権利があるそうです。

傷害罪に問われる事も

例えば、飼い主の過失により犬が他人に怪我をさせてしまった時は、過失傷害として30万円以下の罰金または科料、他人を死亡させてしまったときは過失致死として50万円以下の罰金が科せられます。

他には飼い主が注意を怠った事で、犬が起こした死傷事件などを防げなかった場合は業務上過失致死傷等として5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金を科せられることになっているのです。

また、犬が他人の物を壊したときなども、器物損壊等として3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料に科されます。

犬を飼って、散歩に行くというのは極ごく当たり前の事ではありますが、飼い主がしっかり管理しておかなければとんでもない事になる事もあります。

当然民法上の賠償責任を負う事になる!

民法では、ペットの飼い主はしっかりと注意を払ってペットを管理することが求められていますので、もしもペットが他人に危害を加えてしまった場合には賠償する責任を負うと決められています

民法では、刑法とは違ってあらかじめ賠償金の金額が定められていません

金額は示談や裁判で決定するのですが、金額の規模は数万円~数千万円まで色々あるのですが、被害者の怪我の内容によっては賠償金が高額になることもあり、飼い主に数千万円もの賠償金の支払いを命ぜられた事例も多々あります。
ペットの犬が他人に怪我をさせてしまった場合、先述の刑法とは別に被害者に対して治療費や休業補償、慰謝料等の民法上の賠償金を支払う義務があります。

したがって、今回私はおばちゃんからお金をもらう権利があるという事です。

とは言っても病院に行かなければいけない程の怪我でもないし、面倒なので今回は何もしませんけどね。

結果何が言いたかったの?

私が今回言いたかったのはペットが何かしたら大変だから個人賠償保険に入ろうね!という事ではありませんのでその辺お間違えの無いようにお願いします。

私が言いたかったのは伸びるリードってノーリードより質が悪いんじゃないですか?ということなんですよ。

伸びるのは良いけど犬を釣る勢いで引き戻すわけでもないし、犬と人の間に割と細くて黒い糸が長距離で張られていたら危ないと思いませんか?
今日使った犬の写真は伸びるリードを使った昼間の写真ですが、それでも見えにくいと感じます。
今回の事故はおばちゃんがちゃんと犬を管理していなかったから起こったわけですが、私にとってもとても後味の悪いものでした。

私がもっと注意していれば防げた事故だと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、普段から道に黒くて細いゴールテープが張られていると思って生きている人なんていないでしょうから、誰が引っかかってもおかしくないんですよね。
伸びるリードが悪だとは言いませんが、使い方を間違えると大切な愛犬の命を失う事もあるかもしれませんし、他人を死傷させる事が有るかもしれません。

伸びるリードを利用している方は、そのような危険を伴う事を理解しながらしっかり管理して頂けたらと思います。